ランクルが天ぷら油でダカールを目指す
ランクルが2008年1月に天ぷら油を精製したバイオ燃料を使って、アフリカの砂漠を舞台にした「ダカールラリー2008」に挑戦することになりました。トヨタグループのトヨタ車体がランクルの生産を担当していますが、ランクルの性能と、環境への配慮を両立させたことをアピールするのが狙いです。
ランクル担当のトヨタ車体では、前回のダカールラリーには3台のランクルで参戦して、販売店で買えるモデルで走る市販車無改造部門で3連覇しています。このうち菜種油から精製したバイオ燃料を使った1台は4位に入賞しました。ダカールラリー2008は2台で参戦する予定だそうです。社員食堂などから回収した天ぷら油を精製して、軽油と混ぜたバイオ燃料で、史上初となる市販車無改造部門4連覇を目指す計画です。来年のダカールラリー2008は、リスボンを1月5日に出発して、20日にダカールにゴールする走行距離約1万キロ・メートルの15日間に亘る日程で行われます。